JBLのスピーカー買取

JBL（ジェイ・ビー・エル）は1946年に設立され、アメリカ合衆国カリフォルニア州ノースリッジに本拠地を置く世界有数のスピーカー製造メーカーです。
JBLのルーツはエンジニアのジェームス・バロー・ランシングが1927年に設立した「ランシング・マニュファクチャリング社」に遡ります。ランシングはその後、アルテック社とともに「アルテック・ランシング社」を設立。主に映画など劇場用スピーカーを手がけ、映画芸術科学アカデミー賞を受賞した「シャラーホーン・システム」や小型版モニタースピーカー「アイコニック」を発表します。映画業界で活躍したランシングは、1946年にアルテック・ランシング社を退社。同年美しい家庭用スピーカーを作ることを目標とした「ジェームス・バロー・ランシング社」を設立します。これが現在の「JBL」になります。
その後も1954年に「ハーツフィールド」、1957年に「パラゴン」など名器と呼ばれるスピーカーを世に送り出します。スタジオモニターにも力を入れ1970年代にはシェアNo.1を獲得します。現在もJBLのスピーカーはPAマンからオーディオファンまで絶大なる信頼を獲得しており、一般家庭はもちろん映画館や録音スタジオ、などでも多く使用されています。

ＪＢＬ（ジェイ・ビー・エル）のスピーカーの音に対する基本的な考えは再現性ではなく迫真性。可聴音域すべてを平均してカバーするような再現性高いスピーカーでは無く、迫真性を重視し感情があるかのようなパホーマンスを見せてくれるのがJBLスピーカーの特徴です。表現力が非常に高いため映画館や劇場などでJBLのスピーカーを採用しているところを多く見かけます。
また20センチほどの小型のウーファーが、市場のスピーカーの大半を占める中、JBLは35センチ、38センチ級の大型ウーファーを搭載していることも特徴として上げることができます。大口径ウーファーから出力される低域の響きは強く迫力があり、小型のウーファーでは到底到達できない独特の魅力があります。